大腸X線検査

大腸X線検査(注腸検査)

検査目的

病変の有無や部位や広がり、深達度について検討し、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の診断に、また大腸癌の術前検査で病変部位病変の広がりなどに有用な情報を提供しています。

検査法

当日までにBrown変法という大腸の糞便を無くす方法を用いて大腸をきれいにしてもらいます。
検査5分前に大腸の動きを抑える薬を腕に注射します。肛門に管を挿入し、透視下でバリウム溶液と空気を注入し、大腸の二重造影検査を行います。
終了後、バリウムを体から出してもらうため下剤を飲んでいただきます。

背臥位正面 直腸-S状結腸

背臥位正面 直腸-S状結腸

S状結腸

S状結腸-下行結腸移行部付近の
隆起型の癌(Ⅱa様進行癌)