この度医療法人社団ENEXT　池袋西口病院院長および脊椎センター長を拝命致しました大島と申します。 日本人が最もかかりやすい4大疾病は「がん」「心疾患」「肺炎」「脳血管疾患」といわれています。 池袋西口病院は旧平塚胃腸病院として，開院以来4大疾患の1つである「がん」に対する治療，特に消化管におけるがんの早期発見・早期治療を専門とする病院として地域医療に貢献してまいりました。 疾病としては相変わらずがんが最も多いのですが，高齢化社会を迎えただけでなく，労働環境や生活スタイルの変化とともに「腰痛」という症状を抱えている方が大変多いという状況になってまいりました。さらに最近ではスマートフォンの利用等により「肩こり」といった首の疾患にかかる方も急増しております。 そのため当院は地域医療に貢献するという理念の元，がんの早期発見・早期治療に加え，日本人の症状として最も多い腰痛や肩こり，またそれらに伴った手足のしびれや痛みといったいわゆる脊椎疾患の方々への対応もすべく池袋西口病院脊椎センターを立ち上げました。 さらに当院は一般整形外科に加えリハビリテーション科も充実しており，幅広く対応できる態勢となることで地域医療に貢献できるものと確信しております。 昨今の医療事情の目まぐるしい変化により病院を取り巻く環境も当初とはかなり変化して参りましたが，設立時と変わらず地域の方々の健康を守ることはもちろんのこと，不安を抱えて受診された方々へ「安心」を与えられるような医療機関となるべく今後も職員一同一丸となって歩んで参りたいと思います。 今後とも宜しくお願い致します。